中高年の就職事情とは?

40〜50代の3.6%が無就業者!?

 

 中高年といいますと、40代・50代の熟練サラリーマンを想像しますが、実際はそうでない方もいらっしゃいます。
 この年代の総人口はおよそ1650万人。この内およそ3.6%である60万人(いずれも2010年時点)が無就業者というデータがあるのです。

 

 

 一方転職者数の推移をみてみますと(公表されているデータ上、35歳〜54歳迄のデータとなりますが)、2005年から順次、107万人、111万人、117万人、そしてリーマンショックが起こった年である2008年では111万人、その翌年110万人、2010年では99万人となっています。実質日本にリーマンショックの影響から不況時代に突入したのは2010年以降といわれています。これが起因して転職者数もそれまでの110万人代から100万人を割り込む結果となったのでしょう。

 

 無就業者が職を得られる確率も低下する結果です。これは採用を手控える企業が増えたことと、転職しようと思っても、肝心の転職先がないからと踏み留まっている中高年者の姿が増えたことの結果です。従って欠員を埋めようとする状況さえ生まれないのです。

 

 2007年に46歳で転職を果たした友人(男性)は、なんとそれまでに転職を4回も経験していました。しかも華々しい経歴の一つもないごく平凡な職歴しかありませんでした。

 

 しかし17年程継続した総務職が強みで採用されたようです。その頃も中高年者の転職は難しいと言われていたにもかかわらずです。特にリーマンショック以降、多くの企業が採用を手控えているというニュースを聞きますが、我が職場は、採用人数こそ10数人ですが、長年新卒採用を続け、外部機関を使っての教育研修も行うことを止めません。そうした会社があるということも活力源の一つとして頭に入れておいてください。

 

 

自分自身の強みを振り返る

  まずは振り返って、社会人人生の過半を同職種で占めているか…つまり勝負できる職務をお持ちか、を考えて下さい。例え資格があっても実際の業務に活かしているか。単なる形式だけの資格になっていないか。

 

 資格を取得したばかりで実務経験が無いのではないか…。もしこのような状況にあるのなら、それを克服するために非正規でもいいですから、でききるだけ長く資格を活かした職に就いて、“継続”をアピールしたいものです。実務で活かした実績をもった資格ほど強いものはありません。

 

 

中高年で採用されるためには

 中高年の採用は慎重にならざるを得ないのが現状です。過去の実務経験を評価しづらく、新しい技術の習得や既存の社員とうまく打ち解けられるか、給与の折り合いをつけづらいなど、会社側としてはお世辞にも”扱いやすい”とはいえない人材です。

 

 とはいえ、前述した友人のような例もありますから、不可能ということはないのです。それらの問題を超えてなお、採用するに値する魅力的な人材だとアピールできればいいのですから。

 

 以下はリクルートキャリア社が発表した、中高年に求める能力のアンケート結果です。この結果から、社外・社内ともにどっしりと構え、バランスを取る人間的な魅力と能力が求められていることがよくわかります。

 

企業人事1000人による、中高年に求める能力


引用元:リクナビNEXT

 

 

 いずれにしても、人がいない会社は機能しません。必ず貴方を求める会社があることを信じて、このように今は非正規ででも正規採用の準備期間として捉える気持ちも必要です。

 



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