転職後の収入増は31.6%に留まる

 2013年に入り景気に関する明るい見通しが出てきたことから、転職希望者が急増しているようです。これはリーマンショック後の景気低迷中に活動を控えていた潜在的転職希望者が大量に求職活動を始めたことが原因のようです。

 

 今後、より一層の景気回復が進んだ場合、さらに転職希望者が増える可能性がありますが、総務省の労働力調査によると、転職することで収入が増えた人は転職者全体の31.6%に留まっているそうです。

 

 転職する理由は大きくわけて、ステップアップのための転職、前職への不満による転職、解雇などにより前職を続けられなくなったための転職などが考えられます。このなかで収入がアップした人という層は、今までのキャリアを武器にステップアップ転職を果たした人材なのではないでしょうか。現職で特に目立ったキャリアのない人材が転職活動を行っても、現状維持の給与がもらえるか、それ以下の給与になってしまう可能性もあることを肝に銘じなければなりません。

 

 この調査で転職者で収入減となったのは全体の40.1%に達し、特に、中高年での給与アップは厳しい現状が浮き彫りになりました。転職した場合、年齢を重ねるごとに収入の低下がみられるそうで、特に女性の中高年に比べ、男性転職者のほうが収入減に陥りやすい傾向にあるようです。
これまでに自他共に認めるキャリア形成ができているのであれば、転職も一つの道かもしれません。まずはご自身で自分の能力を棚卸しし、転職後にどれくらいの価値を提供できるのか考えてみるのも良いかもしれません。

 

 



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