やがてくる中高年。いま来ている中高年。再就職のためにできること


 採用活動中の企業が中途採用者にもっとも期待することって、なんだかわかりますか。それは求人票に記載している職種に関する実務経験です。これは当然です。そして採用を左右するのはその経験の豊富さとスキルの高さ、マネジメント経験および周辺知識があること等です。

 

 それも中高年の再就職となりますと、企業が期待するレベルの高さはより贅沢になってきます。企業が求めるスキルの程度は、求職者の年齢の高さに比例しているといっても過言ではありません。中高年者となれば、これをどのように応募書類に記載し、面接の場で語れるかがポイントです。しかも要領よく簡潔にです。

 

 応募書類作成の一つの例を示します。例えば総務管理職者を募集しているとしましょう。Excel の列ごとに、「規定作成・改廃」「給料計算」「上場準備」「株主総会関連」「取締役会関連」「採用関連」「社保手続き関連」「管理職経験年数」等をタイトルにして、あおれぞれに“無”“低”“中”“高”とレベル分けして○で示したものを、職務経験表等と題した資料を提出するのです。文字ばかり並ぶ膨大な応募種類の中で、注目を引くことを狙い、詳しい説明は思い切ってカットするのです。興味があれば、面接の場で聞かれるはずですし、逆に興味がなければ聞かれません。このように読むのが面倒くさい、不要だ…等と思われそうなことは思い切って書かないことです。

 

 また、資格の有無です。採用時に求められている経験は、自分が思っているよりそれほど豊富でもなくレベルも高くなかったりします。少しでも、一度でも経験したことを、求人表で求められたりすると「ラッキー、経験あるぞ!!」と、あたかも自分のためだけの求人票に巡り合えたかのように喜んだりします。しかし実際は、企業が求める半分の経験しか語れず、あえなく不採用ということも続出します。

 

 一方、言葉や文字ではいくらでもいえるというのもまた事実です。ですから仮に面接の場で経験の中身について突っ込んだ質問を受けずに難なく乗り越えられた、とほっとしても、競争者が資格をもって実務の中で経験していたりすると、そちらに採用の目が傾くのは普通のことです。スキルの程度を客観的に評価された資格取得者の方が、より確実に求める人材に近いという判断ができるからです。これから中高年者になる人、または既に中高年者の仲間入りをしている人も再就職をする上で、これがあなたに提案できる就職成功体験への道です。

 

 



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